予備校に通うことを決めても、どの予備校に行けばいいのかわからない。そういった人が多く存在するようだが、勉強の前段階である予備校選びに時間をとられていては本末転倒である。ここでは、予備校選びのポイントを書くことにする。
医学部・薬科大専門を除くと、総合予備校・個別指導の予備校・現役専門予備校の3つが予備校として存在する。
大手の総合予備校を選ぶメリットは、多くの人と競い合いながら勉強ができることだ。
周りに自分と同じ受験生をたくさん置くことで、モチベーションを長く維持できるという人にはおすすめである。また、大学受験という同じ目標を持つ人が一同に集まる場なので、一緒に頑張る友達もでき、それが励みになるかもしれない。
さらに大手予備校は、受験情報を豊富に集めており、扱うオリジナル教材も充実している。直接大学との繋がりもあり、志望校合格者のデータもあるので、基本的に安心して勉強ができる環境だと言える。
しかし、デメリットもある。それは人数が多いだけに、積極的に講師へ質問に行くことが難しいことである。特に人気講師などは質問に行列ができることもある。
一方、生徒一人一人に行き届いた指導をしてもらいたいのなら、少人数の予備校や個人指導に行くことをすすめたい。大手にくらべ、教師と生徒の距離は近く、質問も時間をかけて答えてくれるであろう。
安心をとるなら大手、講師との距離をとるなら少数・個人指導と、自分に合ったものを選ぶとよい。なんにせよ、塾選びにばかり時間をとられないこと、これが肝心なことだ。ちなみに、大手三大予備校とは駿台予備校、河合塾、代々木ゼミナールのことである。
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